仕事紹介【検査編】
はじめまして。検査や出荷、納品や在庫管理等を担当している巻幡と申します。
今回は、普段私が色々としている仕事の中でも特に力を入れている『検査』を簡単に御紹介させて頂こうかと思います
初ブログですよろしくお願い致します
どんな製品でも、全ての工程を終えると出荷前には必ず検査を行います
完成された製品が図面に記載されている規格通りのモノに出来上がっているか、線径や自由長をはじめ、巻数や内外径、荷重や角度などを製品の種類ごと、検査作業標準書をもとに再確認していきます
『検査』は全ての最終工程なので、とても大事な仕事です
図面に記載されている以外にでも変形が無いか、加工キズやバリは無いか、座面研磨の量や防錆油の量は適切か等、あらゆる細かな点まで目視での検査も行います正直かなりの神経を使います(笑)
検査をしていく際には様々な検査器具も使用します
では一体どんな検査器具を使っているのか??今回少しだけ御紹介しようと思います
まずは、これ“デジタルノギス”
基本中の基本ともいえる計測器ですね
↑これは、外径や自由長などの計測時などに使用します
↑これは、デジタルノギスでは計測しにくいコイルの内側の計測等に使用します特に公差の厳しい製品には必要不可欠で、とても便利な検査器具です↑これはほんの一部で、実際には数え切れない程の種類が揃っています
続いては、こちら“荷重試験機”
押しバネや引きバネ、荷重指定がある製品には、必ず↑これを使用します密着長や自由長等も計測できます
バネ屋さんの必須アイテムですね
続いては、これ“投影機”
ネジリバネの角度や、長さの短いバネなどの自由長や外径、直角度などの計測や検査時には必ず使用します
そして最後はこれ“スコヤ”
投影機で計測出来ない大きいバネなど、直角度を重要とする製品などを検査する際の必需品です
スキマゲージと呼ばれるモノを使用し、押しバネの直角度(スキマ)などを計測するのに使用します
弊社ではこれらの検査器具のほぼ全てを、定期的な内部校正をはじめ、安心確実な外部校正も行い、大切に扱い管理しております
検査器具は他にも色々とありますが、今回はこの辺にして、更に細かな部分はまたの機会にでも御紹介したいと思います
このように、弊社では様々な検査器具を使用し、常に正確な検査をして『高品質の製品』をお客様のもとへ納品しております✨
これからも神経を擦り減らしながら(笑)検査にも魂を込めて頑張って参ります
まぁ、今回色々と検査器具を御紹介させて頂きましたが、、、何よりも、自分の“目”が一番厳しい検査器具ですがね
キラリーンッ(笑)