研磨場リニューアル工事~後編~
お久しぶりです♪♪製造部・研磨班の大林です♪♪
ようやく梅雨が明け、暑い夏がやって来ましたしかし世間は相変わらず毎日のように新型コロナウイルス関連のニュースが多くまだまだ終わりが見えませんねとにかく今後もこの憎きコロナに負けないように頑張っていかないといけませんね一日でも早く今まで通りの日常が戻って来てくれることを祈っています…
さて、今回は前回のブログの『後編』として、新しく生まれ変わった研磨作業場を紹介させて頂こうかと思いますレイアウトを変え、新しい設備として最新の集塵機や空気清浄機が入り以前よりかなり環境が変化した研磨場のお話をさせて頂こうかと思いますどうぞ最後までヨロシクお願い致します
昨年の9月頃から安井社長より『来年こそ研磨場の環境を良くしていこう』とおっしゃって下さっており、その中で、『研磨機のレイアウトは皆で考えや作業効率も考慮してレイアウトせなあかんよ』と言われていました大小合わせて計9台の研磨機、そこに大きな新しい集塵機、それにブッシュ棚が二つに、グラインダー等々…どうイメージして考えていけば良いのか…と、困っている私達に、社長がこれらのミニチュアモデルバージョンを作って下さりました私達はこの模型をもとにレイアウトを考えていきました
最初は研磨グループで考えて出来たイメージ図を写真に撮り、社内用に作ってあるグループLINEに送信したりして皆で確認しながら話し合っていきました最初の頃は何度も考えてはやり直しの繰り返しばかりでした
そんなこんなで、今年の5月頃にようやくレイアウトが決定し5月20日~5月24日の日程で工事が決まりましたこの完成イメージ図を見ながら少しずつモノの移動をしたりしていきました2階にあった小型の自動研磨機も1階に移動することがこの時に決定し、研磨グループ一同、これからはもっと団結して頑張っていこうと皆と話していたのが良い思い出ですこれも安井社長が最初にミニチュアモデルを作って頂いたお蔭だと思います感謝です
工事の最初はブレーカーボックスを作っていくことでしたいつもお世話になっている尾崎電気さんが↓研磨場の3ケ所に↓取り付けてくれました
今までは木の板にブレーカーを取り付けてその上からビニールを被せたりしていたので、研磨の粉が中に入らないようにすることは難しかったのですが、新しいこのブレーカーボックスを取り付ける事でそんな悩みも解消しました
研磨機の移動をする前に、各研磨機にそれぞれ付いていた集塵機と研磨機を繋ぐホースを外しをしていきました
長い間たくさんの粉塵を取って頂きありがとう&お疲れさまでした
取り外したホースやブレーカーはこんなにいっぱいありましたこうして見ると何だか少し淋しい様な気もします
昔からある鉄の重たいブッシュ棚は、少しずつ移動して動かす事が出来ました重たかったぁ~
ここからは同じくいつもお世話になっている正田造機さんに研磨機の移動をお願いします
いつもながら、いいチームワークでテキパキ動いて素晴らしいさすがは職人さん
正田造機さん達が移動等をしておられる間に汚れていたブッシュ棚のペンキ塗り等を皆で行いました
汚かった棚がどんどんと塗り上がっていき、とても綺麗な仕上がりです男性陣の皆様、綺麗に仕上げて頂きありがとうございました
他にも、研磨場で使っていた汚かったボックス棚なんかもスプレー等で塗ってくれたりもして下さりました感謝感謝
こちらが新しい集塵機ですなんという大きさでしょう
集塵機は上側と下側に分かれていて、↓こちらは↓集塵機の下側を起こしている所です下側だけでもこんなに大きく高さ1600mm・幅1680mm・奥892mmもあります上側と繋げたら一体どれくらいの高さになるのでしょうか…
最初は上側から上げていきました私はドキドキしながらただ見ているだけでした
さぁ、これから上げていきます一体どうやってあげるの??大きいし重たいし、この集塵機…本当に大変そう…大丈夫かなぁ皆とても心配そうに見守っていましたそんな中、正田造機さん達は機械の上の隅4ヶ所にワイヤーを繋ぎ、それらを真ん中で集めて滑車で上げていきましたそして機械の上に一人が上がり、もう一人の方は天井近くに上がってゆっくりと上げていってました
どれくらい時間が掛かったか分からない位、職人さん達も苦労しておられました
しかし遂に上側と下側が合体しましたなんと高さは3345mmもありました天井ギリギリの神業でした
そして次は、もう1台の集塵機ですこちらはどうやって上側を上げていくのでしょうか…??とまたまた心配して見ていると、こちら側のは直ぐに上がっていきました最初に上げた集塵機でコツを掴んだみたいでした
上側が上がった次は下側こちらも本当に早かったですアッという間に上側と下側が隙間無く合体しました
集塵機の中はこんな感じで、今までのモノに比べ研磨の粉を吸う力が断然に強く凄いパワーがあるようです今までは研磨の粉が盤の上にも出てきたりしていましたが、この機械で吸うことにより、そんなことも無くなる程のパワーだそうです
そしていつの間にか、取り外した以前までの集塵機がトラックに載せられていました長い間本当にお疲れ様でしたありがとう旧集塵機
そうこうしている間に各研磨機の位置は決まっていき、最後はダブル研磨機の移動でしたあと少しです頑張れ~
そしてついに、大・小全ての研磨機の移動が終了しました今までの配置と比べても、研磨機同士の距離間がとてもいい感じで、作業性が断然にアップしました
次は、集塵機と研磨機を繋げていくパイプを取り付けていきました集塵機側から少しずつパイプが繋がっていきます集塵機も大きいからパイプも大きいです
研磨機の手前まで出来上がりましたパイプの先にバルブが付いていて研磨をする時は、バルブを開けて粉を吸わせて研磨をしない時はこのバルブは閉めますそうすることで集塵機のパワーが一定になるそうですここから研磨機に繋がるホースを取り付けていきました
そして全部の研磨機と集塵機が繋がりました正田造機さんにお願いする仕事はここまででした本当にお疲れ様でした
ここからは私達の仕事でした皆で長年の汚れを一気に掃除しました上から箒で埃を落としていきました
その次は床の掃き掃除皆さん嫌な顔せず掃除して頂きありがとうございました
掃除が終わった頃には田中さん&村瀬くんの顔・服は真っ黒になっていました
濱口主任、腕が真っ黒でもハイポーズ
掃き掃除が終わって後は、研磨機を拭いて更に綺麗に仕上げていきました長年の溜まった汚れはそう簡単には落ちませんでしたけど
これで研磨機の移動もダクト繋ぎも全て完了なんかとっても広く感じますよねこれからはここが私達のお城
他にも、ブッシュ棚にサイズ表記を貼り直したりもしました曲がらない様に気を付けながら貼り貼り貼り…
研磨場の掃除などが終わり、私がお部屋の様にしている壁(板)を研磨場の壁の色と同じ色で塗ってくれている工場長と渡辺主任ですとても綺麗に塗ってくれていますすごく嬉しいです
他にも…2台あった空気清浄機のうち1台が壊れていたので、これも今回新しい空気清浄機に取り替えて頂きました以前までは、マスクをしていても鼻の周りが黒くなっていましたが、これでそんな悩みもなくなりました感謝いたします
他にも…工場長が集塵機に機械番号や注意する点なども記載して貼って頂いたりもしましたいつも細かな所まで気にかけて下さり本当にありがとうございます
他には…こちらの↓研磨盤↓の管理は保管方法も大きく変わりました今までは壁に何枚も立てかけていただけで、奥側にある盤を取る時は前に置いてある盤を一枚ずづ移動させてから奥側の盤を取ったりしていて、とても大変でした
しかし、これを知っておられた安井社長が、それぞれの盤の幅等を測って↓この様な↓盤を置く盤ラック?盤立て?盤置き?(何と呼べば良いのでしょうか?)を考案し設計して発注して下さりました
完成したモノが届いてからは、男性陣の方で、これと研磨盤にキズが付かない為にゴムを取り付けて頂きましたそして、『研磨盤のサイズや種類を見分けやすくする為にも一枚ずつ色を塗ってはどうか?』ということで安井社長と村瀬くんとで色々と考えながら研磨盤の端の方に色んなカラーを作って塗装していきました
そして、このように盤を一枚ずつ並べられる様になり整理整頓も容易に出来、作業効率も大幅にアップしましたこれは弊社にとって、とても大きな財産となること間違いなしのモノが出来たと思います
新しい集塵機はスイッチをONにすると研磨の粉を落として入る容器が地面から離れるぐらいのパワーで吸い込まれていきます一度フィルターに研磨の粉を吸ってからエアーで粉を落としてくれる仕組みになっていますそれも自動で約3~5分毎にエアー落としを行ってくれます最初はその音の大きさにビックリもしましたが、今ではもうすっかり慣れて大丈夫です
今までは、研磨の粉を掃除する時は、毎月の5S活動で男性陣の方に掃除をして頂いていましたが、これからは、この新しい集塵機のお陰で仕事終わりに容器を取り出して溜まった粉塵を捨てるだけなので本当に楽になりました
下側には移動しやすいようにコマが付いているので出し入れも簡単で普段の掃除も楽に行えます
そしてこちらが綺麗になった研磨場です中央に研磨盤ラックを置いた事で段取り替えも以前よりも早く効率良く行える様になりました見た目もスッキリしてて広く感じますよね皆で大切に使っていきましょうね
というわけで、私達が一番欲しかったエアコンを始め、新しい設備や環境が万全に整いました安井社長&奥様、本当にありがとうございましたそして工事をして頂いた方々、お手伝い頂いた皆様、本当にありがとうございました&お疲れ様でしたこれからも、研磨グループを宜しくお願い致します
この新しく変化した環境のお陰で研磨の仕事は今まで以上にクオリティーの高い製品が仕上がるようになるでしょうそれでは今回のブログはこの辺で失礼させて頂きます最後まで御覧頂きありがとうございました